明日、ママがいない #1 [見たもの読んだものやったもの]
大好きな芦田愛菜ちゃんの久しぶりの連続ドラマ、それも初の単独主演、しかも野島的香りの漂う問題作ぽい予感…すんごい楽しみだったんですけど、良くも悪くも、予想以上にマンガな作りでしたねぇ。
メインライターがハルヒの人ってことで、まぁ予想出来たっちゃそうですが、途中からは、むしろこれは基本ギャグだと思って楽しむ方が良さそうだ…と1人頷いたら、非現実的なのも気にならなくなりましたわ。
マンガというかファンタジーというか。リアルに親に虐待されて捨てられる、それこそMotherみたいなシーンはむしろ無くて。代わりに、普通は思ってても口にはしないだろう心の声は、ギャグの衣をまとって、過ぎるくらいに率直に誇張されて、子ども自身が吐き散らす。
創作物と解った上で鑑賞出来る人ばかりではないのだから、現実の養護施設の子どもや関係者が誤解されるって危惧を抱くのは仕方ないと思いつつ、それでも放送中止ってのは勘弁してほしいですよ。
この作品で啓蒙ってのはちょっと何ですが、無関心だった人がこういう問題に興味を持つかも…て方向じゃダメでしょうか？
コメント 0